バージョンアップ:ver1.02における主な更新箇所 | jAction

バージョンアップ:ver1.02における主な更新箇所



このたび、”jAction”ライブラリを ver0.09からver1.02にバージョンアップしましたので、主な更新箇所のご説明とあわせてお知らせいたします。

 

■主な更新箇所

1)入れ子構造の採用

これまではレイヤーの異なるオブジェクトを制御する際、オブジェクトを個別にコーディングする必要がありました。今回のバージョンアップで入れ子構造を採用することにより、あるレイヤーのオブジェクトをコーディングすれば、そのレイヤーにひもづいている他のレイヤーにあるオブジェクトも制御することができるようになりました。これにより、複数のレイヤーにまたがる動的なウェブアプリの開発が大幅な効率化が期待されます。

 

2)変数名の見直し

jActionにあらかじめ用意されている命令と、新たに作る命令が、名前衝突を起きにくくするように変数名を変更しました。以下が変更した一例です。

(前)boxObj →(後)ja.BoxClass

(前)root →(後)ja.Stage

(前)imageObj →(後)ja.imageUnitObj

(前)AudioClass →(後)ja.AudioClass

(前)TextClass →(後)ja.TextClass

これにより、変数の検索や習得の効率化が期待されます。

 

3)ja.TweenClassの統合

プロパティ値を指定したフレーム間をイージング処理して値を変えるためのクラスである、ja,TweenClassをプラグインから、jAction本体に統合しました。ウェブアプリ開発において使用頻度が高いことが背景にあります。

 

4)FacebookClassの無償化

ウェブアプリとFacebook Graph APIを連携させるためのクラスである、FacebookClassを無償化しました。現在、FacebookClassを活用したウェブアプリ受託事業については、インタラクティブエージェンシーである、スパイスボックスと共同で企画開発を行なっております。

 

バージョンアップにともなう、主な更新箇所は以上です。引き続きライブラリの改良に努めてまいります。

 

今後ともよろしくお願いします。